エラステックレイアウトのメモ(その2)
2007年3月15日
前回に引き続き、エラステックレイアウトに関するエントリーです。海外の記事で興味深いものがあったのでご紹介。
結構過激な見出しですが・・・。1番目はまだしも2番目は「エラステックレイアウトは死んだのか?」だそうな。全部訳すのはキビシイので要点だけをかいつまんで説明します。
まず最初の記事Elastic layout - wrong term?ですが、今までエラステックって呼んでいたレイアウト手法は呼び方おかしいんじゃないのー?と問題提起してます。このブログによると
これまでのレイアウト定義
- 固定レイアウト
- ピクセルベースの固定レイアウト
- フレキシブルレイアウト
- パーセントで幅指定したレイアウト。ウィンドウサイズによって伸縮
- エラステックレイアウト
- フォントサイズ(em指定)によって伸縮するレイアウト。
彼の主張によればこれまでエラステックって呼ばれていたem指定による可変レイアウトは「フォントベースレイアウト」と呼ぶべきじゃないかということのようです。本当のエラステックと呼ぶべきレイアウトは、横幅をレイアウト可能な一定の値で制限した(原文ではcapping the possible sizes of the layoutと表記)テクニックを用いたものと書かれています。
新しいレイアウト定義
- 固定レイアウト
- ピクセルベースの固定レイアウト
- フレキシブルレイアウト
- パーセントで幅指定したレイアウト。ウィンドウサイズによって伸縮
- フォントベースレイアウト
- フォントサイズ(em指定)によって伸縮するレイアウト
- エラステック
- レイアウト可能な一定の値で制限するテクニックを用いたレイアウト手法
まとめると、文字サイズを拡大することによってどこまでも広がってしまうレイアウト(ブラウザの描画領域を越え、水平スクロールバーが出てしまう)はフォントベースレイアウトと呼ぶべきで、エラステックはフォントサイズによって伸縮するが、ブラウザの描画領域によってある一定の値で制限がかかるレイアウトということなのかな?(間違ってたらご指摘下さい・・・英語自信ないデス)
このブログの主張はまだありまして・・・。(彼の定義する)フォントベースレイアウトは弱視とか文字をかなり大きく拡大するような人たちにとってアクセシビリティ的に問題があるとのこと。そういった人たちに実施したユーザテストの結果では、水平スクロールバーが出ると(スクロールバーで隠れた部分を)見落としてしまう人が多く居るのでフォントベースレイアウトは良くないんじゃないか?ということらしい。
「じゃぁどんなレイアウトがいいの?」ということでオススメしている手法がfluid+elastic layoutだそうです。伸縮可能で、一定の値で制限されるレイアウト。パーセントで最大と最小の幅が設定されており、かつ幅1000px前後で見栄えが最適化されていて800 から1,280の解像度で問題なく見れる。
んー、なるほど。確かに水平スクロールバーが出ちゃうと見にくいのはうなずける。弱視の人とかじゃ水平スクロールバーが出てもわからないことも多いのでしょうね。とするとやっぱりフォントベースレイアウトってのは良くないのかな・・・・。しかしまぁ、2xupのgoyaさんがブログでおっしゃっておられるようにレイアウトもデザインも目的あってこそ
というのは至極もっともな話で、「このレイアウトじゃなきゃ絶対ダメ!」っていうのは無いと思うんですけどね。そのサイトを利用するユーザーと、サイトの目的を熟慮して最適なカタチに情報をデザイン(レイアウトする)ことが重要なんじゃないかなーと思ったり。
あ、もう一個のサイトElastic Layouts Dead?の方もおもしろいですよ。IEのzoom機能が云々
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