今SEOの手法として注目されるリンクベイティング

2007年2月21日

最近「リンクベイティング」という言葉をいろいろなブログで見るようになりました。Web担当者フォーラムにはSEOmozの記事を和訳した「リンク忍者 vs 釣り海賊、有効なのはどっち」という記事が掲載されています。

リンクベイティングに関する記事は、住太陽さんのブログに詳しく書いてあるので興味のある方はそちらを読んでみるのをオススメします。

このリンク餌撒きという手法、SEOの手法としていま注目されているようです。しかしユーザーの視点から見ると、なんともまぁ滑稽な感じがしますね。誤解を承知で言えばリンクベイティングとは「2chでネタを書く行為」とあまり変わらないような気がします。それもそのはず、リンクベイティングという手法自体が次のように定義されているからです。

Linkbait Definition #1 - “Link-Worthy, Linkerati-Targeted Content”
“リンクベイトの定義1:リンク元となる人々(Linkerati)に向けた、リンクされるために(わざと)作られるコンテンツ”

Linkbait Definition #2 - “Attracting Link Attention with Controversy”
“リンクベイトの定義2:論争によって注意を引き付け、人々を煽ったり怒らせたりすることによってリンクを引き寄せる”

SEOmoz | The Two Kinds of Linkbait

つまりはリンクを釣るための餌をまいて、それに人々を喰らいつかせるわけです。今では、はてぶやdel.icio.usなどのソーシャルブックマークがリンクベイティングを行う上で格好のツールとなっているのは間違いありません。手法の是非については賛否両論あるようですが、現状の検索エンジンでSEO効果が最も期待できる手法といってもいいでしょう。

最近リンクベイティングの例としては、はてぶ界隈で話題になっている「生産性論争」でしょうか。ブログの著者にはそういった手法を用いている自覚はないのかもしれませんが、意図せずとも山形氏と経済学者の池田氏はまさにリンクベイティングの手法を実践しちゃっていますね。この論争によって釣られた人(私も含めて)はもの凄い数になるでしょう。

リンクベイティングはSEOに効果があるのは疑いようもありません。住太陽さんはブログの中で次のように述べています。

リンクベイティングのテクニック、つまり釣りのテクニックは、少しばかり(かなり?)詐欺的ですが、実際に多くの人が釣られ、優れたコンテンツを生み出す能力をそれほど強く持っていない人々(僕含め)のマーケティングに大いに役立っているからです。

驚くほどリンクが集まる「リンクベイティング」に世界中が釣られている

SEOに効果があってもユーザーの視点から見ればこれは決して良い方法とは言えないと思います。なぜなら「そのコンテンツ本来の価値以上にリンクを集めてしまう」からです。これはユーザーの利便性を第一としているGoogleからすると「やって欲しくない手法」でしょう。詐欺的な手法を駆使するよりも「ユーザーの為になる良質なコンテンツを作ること」が最も利にかなったSEOの方法ではないでしょうか。

まぁ何にせよリンクベイティングはSEOの「劇薬」であることに間違いはなく、使いすぎは良くないということですね。ご利用は計画的に(笑)

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